Wednesday, April 20, 2022

台湾手話と日本手話

 先日、台湾新幹線の車内雑誌で読んだのですが、台湾手話は日本手話と基本的に同じだそうです。台北の手話は東京弁に基づき、高雄・台南の手話は大阪弁に基づいているそうです。日本統治時代に台北の聾学校は東京から、高雄の聾学校は大阪から教員が派遣されたからだそうです。なので現状では、台湾手話と日本手話で、かなり話が通じるそうです。

現在、台湾の言語学者が、台湾手話の開発・普及を図っているそうです。日本語とシナ・チベット語族言語(中国語)では語順が違うので、後者の語順にあったのものにするそうです。また、現状で異なっている、台湾北部と南部の手話方言を統一するそうです。台湾でも役人の記者会見など、必ず手話通訳がつくようになっています。一般に普及させるためには、中国語の語順であることは大切でしょう。

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